Ｔｈｏｒｏｕｇｈｂｒｅｄ　～ＡＢＫ１１　ｖｅｒ.～

前にも紹介したことがあるが、オレにとって家族のように思えるチームが存在する。

出会いはいつだったか・・・・ある一人との出会いからそのチームとそのスポーツを知ることになる。

社会人チームであり、プロリーグなんて無い。みんな働きながら時間を作ってプレーしてる。

オレはそのスポーツ自体より、その人間たちに魅力を感じた。

全員の努力や苦労なんて半分も分かっていないからここで語ろうとは思わないけど

人の繋がりや、人を思う気持ち、そのスポーツを愛する心、その全てがオレを元気にさせてくれたことは伝えたい。

昨シーズンは本当に素晴らしい成績と感動を残し、周りの皆を幸せにしたチーム。

本当に凄いと思ったし、本当に嬉しかった。　オレも少しは力になれたのかと・・・・・・・・。

今シーズンは今日で終わってしまったようだ。

去年の素晴らしい結果があるからこそ、負けが更に悔しさを増す。

’勝つ’という本当の意味や、それによって得ることの出来るものの大きさを知ったからこそ

今日の敗戦は苦しいに違いない・・・・。

オレも神奈川２連覇した後は凄く苦しかったのを思い出す。

彼女たちの場合、きっとこの悔しさを糧に次に進んでいくことは間違いない。

ただ、なかなか切り替えられずに、新たな選択をする選手もいるだろう・・・。

今となっては、オレは少し遠いところからしか応援できないし、何かを言ってあげれる様な立場ではないが･･･・・・・・・・

言っておきたいことがある。

お前たちの戦いぶりは去年よりも良かったと思える。　　素人が口挟むのもこれで最後だから聞いてほしい。

王者として素晴らしい　【じらし】　だった。

が、じらした後のスピードの変化、仕掛けるタイミング、パターンとアイデアの組み合わせ、これが出来なきゃ’じらす’意味はない。良くないときの渕野辺のようだった。

でも、　【じらす、喰いつかす】　事ってのは中々出来ることではない。だから素晴らしいと思ったし楽しかった。

つまり最強になる進化の途中である。　　　こっからが大変だと思うけど。

オレの大好きな三人。これからどうすんだ？　　　　　　久々の休みだろうから、ゆっくりじっくり悩みなさい。

飲みすぎても良いぞ。

このスポーツが、いつまでたってもメジャーにならなかったとしても

オレの中で、このスポーツとお前たちを忘れることは無いだろう。

人生において人や物との出会いはいくつもある。それに順位を付けることは難しいだろうし、その必要はないかもしれない。

でも、オレにとって、この出会いは順位を付けたくなる出会いだった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＦＵＳＩＯＮのみんな本当にお疲れ様。